ブックレビュー

2008年11月15日 (土)

カルパチア綺想曲&七都市物語

ども。

お尻が痛くてたまらない者です。

 

今日もいい天気。

おもわずお外で過ごしたくなるんですが、お尻がヤバいので1日の大半をベッドで過ごすようにしています。

なんか、滲出液が止まらなくて、しょっちゅうガーゼを取り換えたりして疲れました(´-д-`)

薬の効果が出てくるまで時間がかかるようなので、非常に憂鬱です…。

ということで、比較的時間を持て余しているのですが、先日購入した本が暇つぶしに役立ってくれています。

 

【カルパチア綺想曲(ラプソディー)】

田中芳樹著。

・ストーリー

1898年、世紀末の頽廃に満ちた街ロンドン。「ロンドン絵入り新聞」の新米記者ジョーは、同僚のアランと連続殺人犯を追っていたが、逆に襲われるはめに。その危機を救ったのは、六年間行方をくらましていた父のジェラードと中国の美女・ランファだった。父の突然の帰国にとまどうジョーたちの許へ、ジェラードの旧友でハンガリー独立運動の旗手ヴルム伯の救出依頼が。ヴルム伯の独占手記を狙ったジョーたちは、カルパチア山脈の城塞に幽閉された伯爵を救うため、一路ブダペストへ。そこには、憲兵隊の不穏な動き、巨大狼と吸血鬼の出現が。さらに、張り巡らされた陰謀と罠、衝撃の真実。痛快大冒険ロマン。(某ネット書店のデータベースより)

というお話で、世紀末のロンドンとブダペスト、カルパチア、吸血鬼という単語にひかれて読み始めたんですが、なんというか…肩透かしをくらったような感じですね。

期待したほど怖くもないしドキドキもしない。

結局、ミステリーとホラーのどちらにもなりきれなかった作品って感じでしょうかね。

冒険ってほどの冒険もなかったし(笑)

かなり残念無念です(^^;)

総合評価☆

 

【七都市物語】

田中芳樹著。

・ストーリー

突如地球を襲った未曾有の惨事“大転倒”。地軸が90度転倒し、南北両極が赤道地帯に移動するという事態に、地上の人類は全滅した。しかし、幸いにも月面に難をのがれた人類の生存者は、地上に七つの都市を建設し、あらたな歴史を繰り広げる。だが、月面都市は新生地球人類が月を攻撃するのを恐れるあまり、地上五百メートル以上を飛ぶ飛行体をすべて撃墜するシステムを設置した。しかも、彼らはこのシステムが稼動状態のまま、疫病により滅び去ってしまったのだ。そしてこの奇妙な世界で、七都市をめぐる興亡の物語が幕を開くのだった。(某ネット書店のデータベースより)

この作品、10年くらい前に買ったんですが、読まないまま放置していたんですよね。

そんで、今手元にないのであらためて取り寄せたんですが…。

うーーーーーん…。

思いっきり微妙!!

なんですけど(笑)

設定が設定なので、ここは割り切って考えればいいんでしょうけれど、どうもいまいち納得できない感じがします。

箱庭的戦術小説、という観点は文句ないんですけどね。

どこの陣営にしても、能力のない政治家と能力がありすぎる軍人って図式が描かれていて、似たり寄ったりな状態。

突出して感情移入できる魅力的な人物がいないんですよね。

わたくし、感情移入できない小説は嫌いなんです(笑)

まあ、あまりにも銀河英雄伝説の影響を受けすぎているわたくしにも問題があるのかもしれないんですが(笑)

総合評価☆☆

 

ということで、今は「続・セルフコントロール~日本的交流分析~」という本を読みながら、漢字パズルの雑誌を読んでいます。

しかし…パズル本とかって結局最後までやらないですよね(笑)

しかも、回答を送って商品をゲットしたことないし。

というか、当たるんですかね?

非常に疑問です(笑)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年7月 4日 (金)

A型 自分の説明書

という本を、本日友人から貸してもらった。

初っ端から大爆笑してしまった。

A型の人のための、またA型を知りたい人のための説明書。

おもわず「うんうん」と頷きたくなる。

で、爆笑。

激しくA型だなぁ~、と。

よかった!

自分ひとりじゃなくて(笑)

で、ちょっと書き出してみる。

 

合いの手が名人芸。

「違うよ」と言えない名人芸。

ポテトを2本以上の束で食べられるとムカつく。

ってか、1本ずつ食べろよと思う。

新しい人間関係にすぐ順応。

…したフリをする。

石橋をたたき過ぎて割る。

 

などなど。

本当にA型って、最高の聞き役だよね。

自分でも本当にそう思う。

そして、一人疲れる(苦笑)

結果、数年に一度、大爆発を起こすんだよなぁ~despair

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年6月26日 (木)

不思議な少年(マークトウェイン)

1999
岩波書店
マーク トウェイン, 中野 好夫, Mark Twain

「トム・ソーヤの冒険」を書いた人とは思えないほどの物語。

楽観楽天主義者だった彼が、なぜペシミズムに浸るようになったのかは、訳者のあとがきを見ればよくわかる。

人間の愚かさや哀れさ、滑稽さ前面に出し、救いのない話はたしかに「厭世感」にあふれ、つくづく生きているのが嫌になるほど。
歴史は繰り返し、同時にそれは戦争と破壊の繰り返しでもあるという彼の言葉は、まさに事実だけを冷静に見た結果だと思う。

作者自身が不遇の時代に書かれたものであり、また作者の死後6年経ってから出版されたという、かなりいわくつきの本。

あとがきによれば、未完成だったという話もあり、それを見て「なるほどねぇ~」と妙に納得してしまった。

個人的には「サタン」というキャラクターに惹かれるが、あくまでもそれは興味であって「共感」ではない。

読む人にもよると思うが、後味の悪さは否めない。
とはいえ、反面的に捉えるならアリだと思う。

評価:☆☆☆☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月23日 (月)

不思議な少年

山下和美先生の描くマンガで、自分が一番よく知っているのが「天才・柳沢教授の生活」
そのテイストからは想像できないほどの作品が「不思議な少年」だ。

永遠の時を生きる「少年」が、あらゆる時代に生きる「人間」に接触し、そして「人間とは何か?」という答えを探し出そうとしている。
時にはニヒルに、そして時には愛をもって、その答えを探す。

ハッキリ言って、深いです。
そしてハッピーエンドは少ないです。
でも、引きつけられるし、続きを読みたくなる。
かなり中毒性の高い作品です。

評価:☆☆☆☆☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月12日 (木)

生きる意味

「生きる意味」
人生を深く掘り下げるワークショップ。

高木善之
2006
PHP研究所

あなたにとって「生きる意味」とは?

直球の命題を実践的に解説している本書は、一度読んだだけでは理解出来ないかもしれない。
ワークショップ形式で展開される内容は、読み重ねるごとに新たな発見があり、そして理解する喜びがあるような気がする。

この本で著者が何を言いたいのか?
それを読み解けたなら、あなたの「生きる意味」が確実に実感できるだろう。

評価:☆☆☆☆☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月10日 (火)

天北原野 (1984年)

1984
朝日新聞社
三浦 綾子

耐え忍ぶ、北海道開拓民の話。
重厚で繊細ながらも、たくましい開拓民の生き様が心を震わせる。
神の試練か気紛れか、大自然の脅威に人が直面した時、人間の本当の姿が現われる。
絶望から這い上がる人間の姿に感動をおぼえ、思わず目頭が熱くなる。

評価:☆☆☆☆☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

水郷から来た女 (御宿かわせみ 3)

平岩 弓枝
文藝春秋
1980年10月

言わずと知れた大人気シリーズ。
捕物帖でありながら、あまり血なまぐさい感じはしないので、さらりと読める。
江戸情緒豊かな描写や台詞にしみじみとさせられて、思わず和んでしまう。

たまたま本書から読み始めたのだが、いまではすっかりハマっていて、お気に入りシリーズの一つとなった。
好みもあるが、同じ捕物帖の「鬼平」よりも、こちらの方が読みやすいかな。

評価:☆☆☆☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

精神科に行こう!―心のカゼは軽~く治そう

1999
情報センター出版局
大原 広軌, 藤臣 柊子

軽い気持ちで読み始めたのだが、抱腹絶倒な作者の語り口にやられてしまった(笑)
 「パニックディスオーダー」と呼ばれる神経症疾患の闘病記なのだが、なによりも作者の文章が異常に面白すぎる。
 精神科に受診するまでの「ワルキューレ」(パニックディスオーダーの症状が現れるとき、作者は頭の中でワルキューレの騎行が流れるらしい)との戦いから、受診時の感想など、おもしろおかしく(決してふざけているのではない)書き綴っている。
 同時に、精神病の苦しさや社会での孤立感なども赤裸々に告白している。
 ともあれ、いろいろな意味で考えさせられるが、結論は「精神科は、意外になじみやすく特別な場所でもない」と言うことを訴えている。

 評価:☆☆☆☆
 読み物としても面白いし、また、ものすごく参考になった。
 というわけで、☆4つ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

深夜特急

1986
新潮社
沢木 耕太郎

この本と出会ってから、何年過ぎただろうか?
学生時代の話だから、かなり昔のことだ。

 「インドのデリーからロンドンまで乗り合いバスで行く」

 作者の沢木さんは、部屋にある小銭まで動員し、お金をかき集めなんとか1900ドル用意し、近所の医者から抗生物質の錠剤をもらい、壮大な大陸横断の旅に出ると決意した。
 その全行程が書き綴られた「深夜特急」は、強烈な感動と衝撃を与えてくれる。
 時には賭博にはまりつつも、時には無気力状態になりつつも、ロンドンを目指す沢木さんの姿には、読む物をものすごい勢いで引っ張り込む力がある。
 一昔前に流行った「ヒッチハイクの旅」とは一線を画す秀作だ。
 そして、一番の注目ポイントは、旅の中で出会う人々と生活。
 国が違えば文化も違うし、生活様式も異なる。
 そんな異世界を体験することが出来るだろう。
 で、ロンドンに無事たどり着くことが出来たかどうかは、ご自分の目でお確かめくださいマセ(笑)

 評価:☆☆☆☆☆
 文句なしの、満点!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

辛さに耐える心理学

2000
PHP研究所
加藤 諦三

友人からオススメされた一冊。

タイトルからわかる通り、辛さに耐えるアドバイスを優しく教えてくれる。
心理学的見地から様々なケースを丁寧に解説していて、読んで苦にならない。
作者は「心理的に成長」することによって、より良い人生を送れると言っている。
それはすなわち「肩の力を抜いて、ちょっと気楽に行こうよ!」ってことだと思う。
そう、もう少し気楽に楽しく生きようよ!って、優しく諭してくれる本です。

評価:☆☆☆☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

選択可能な未来

2008
PHP研究所
高木 善之

友人からオススメされて読んだ本。

なぜ「対立」が起こるのか?
なぜ「環境問題」なのか?
なぜ「エコロジー」なのか?
なぜ「生きて」いるのか?

すべての答えが書いてあります。

そこから導き出される結論は、綺麗事じゃない真実の言葉。
みんなが変わるにはどうしたらいいか?
地球を守るにはどうしたらいいいか?
本当の意味での幸せとはなにか?

そういうことを考えさせられる本です。
さらに、それを実践しようと心を揺さぶる本です。

評価:☆☆☆☆☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)